神奈川県は、平塚市片岡の元県立五領ヶ台高校跡地に、児童自立支援拠点としての機能を持つ複合的な施設建設計画を発表しました。
情緒障害児短期治療施設や乳児院、知的障害児施設の3つの施設を併設した施設で、定員100人、2017年開設を目途としています。
(図は神奈川県ホームページより)
五領ヶ台高校はこれまで地域の災害時の避難所となっていましたが、廃校に伴い避難所は金目川そばに変更となりました。今回の東日本大震災と津波の甚大な被害を目の当たりにして、解体後の五領ヶ台高校跡地に是非避難所を確保してほしいという要望が住民の方々から出されていました。
また、土日には高校のグランドは地域の大人や子供たちのスポーツの場としても活用させていただいた経緯があります。閉鎖された後も要望して一時利用することが出来ましたが、解体に伴い使用できなくなり、地域の方々は非常に残念な思いをしてきました。
3月末から4月にかけて「住民説明会」を開催予定
神奈川県では、「児童福祉施設であり、地域に密着した施設になるよう考えていく。」「住民の方々と今までの活用を踏まえながら話し合いたい。」として3月末から4月にかけて「住民説明会」を開催すると地元に通知がありました。地域の方々には日程のお知らせが行くと思いますので、充分な話し合いがされることを願っています。