金田公民館のたなばた飾りには、放射能汚染で住民が避難を余儀なくされ、あとに残され餌も与えられずに死んでいった牛たちがまつられました。
その短冊には「原発もおさまり 放射能の心配のない きれいな空気 きれいな水 安心の土壌で安心な食ができます様に そして子供たちにも安全な生活がもどりますように」と書かれていて、思わず胸が熱くなりました。
いきいき学級の皆さんが作った「金魚」は、東日本大震災で亡くなられた方々の御霊となって、お地蔵さまに見守られています。そして、その横には写経をやっている方々の「般若心経」が飾られていました。
ヒマワリの花が早く土壌の放射性物質を取り除いてほしい。その思いが絵から伝わってきます。
いつも素晴らしいアイデアを出し、福祉村で活躍されている井沢さん。平塚のたなばた祭りの初日、金田の福祉村ではたなばたサロンが開かれました。
たまたま見学に行った私や金田保育園の園児さんたちも招待していただき、一緒に楽しませていただきました。
毎年、地域のたなばた飾りでは1等をもらっている金田公民館(福祉村)。今年は自粛による縮小で、地域の審査が取りやめになりました。しかし、「審査」の有無に左右される福祉村ではありません。今年も、「逆境の中でも頑張ろう!」というメッセージを込めた皆さんの強い思いが発信されていました。
私は、こうして福祉村の皆さんから、いつもパワーをいただいてきます。