10月24日のブログで障がいを持った人の累犯について記した事、覚えていますか。幼児期に注意欠陥症候群の疑いを指摘されていましたが、学校在籍中は親子で頑張って特別支援学級に入らずに、卒業することができました。それが、今、こんな大変は事態になろうとは・・。幼児期の早期発見、早期に適切な支援がいかに大切かを実感しています。
とても悪意の低い犯罪であっても、たび重なれば「累犯」として拘留され、裁判にかけられます。今回、親御さんとともに、拘留されている拘置所に行って面会して衣類やわずかなお小遣いを置いてきたり、裁判にも立ち会いました。
精神的な不安定による軽度の犯罪、しかし扱いは他の犯罪者と同様です。裁判所の被告席に現れた彼は、手錠と腰には堅いベルトとロープで縛られたとてもショッキングな姿でした。
母親の気持ちはいかばかりか・・。母親は悔みます。もっと早くに対応していたら、こんなことにならなかっただろうと。子どもが幼児期のときには、軽い障がいであればなお、そのまましばらく見ていてあげたいという親の気持ち。その素朴な思いが、こんなことになってくるとは。親の決断の重さを感じずにはいられません。
ご近所からゆずをいただきました。冬至ももうすぐそこまで来ています。