最近、体調が悪くなったり、生活が苦しくなったり、様々な変化に苦しむ人が目立ってきた気がする。ある人から、「だいぶ前から仕事がなくなって・・・。」と電話が。「何かあったら電話ちょうだいね」と言っていたがそれきり。先日から何度か電話をしてみたが出ない。今日も電話をしたが、やはり出ない。Doki・・、ちょっと不安になり、夕方行ってみると布団にくるまっているのが窓のカーテン越しに見える。「〇〇さん！大丈夫？！〇〇さん！」何度も呼ぶと、ようやく身動きがした。時間をかけてやっとのことで起き上がるが、足はフラフラ・・。やっと歩いて玄関のドアを開けた。「食べるものあるの？」というと、明日市役所に行ってくる・・と。
もう一人を訪ねてみると、「手術のあとが芳しくなく、食欲がない・・。」と。大きな手術をした患部をかばうため、すっかり体が九の字に曲がってしまっている。
もう一人は、１日に何度となく電話をくれる。会議や車の運転などで電話に出られずにいると、携帯電話の着歴にずらりと名前が並んでいる。ようやく返信電話をすると何かの設定になっているらしく通じない。夜帰宅すると、家にも電話が何度も来ていたらしく、夫のメモがある。やっと次の電話で話ができたが「僕ねぇ、誰かを殺したくなるんですよ。」と・・。そんな時はじっくり話す。「こうして話ができるとねぇ、なんだか落ち着くんですよ。良かったですよ。」と。大したことない一声だが、待っててくれてる人がいる。みんな懸命に生きている。
市役所１階の生け花
議会の合間
１２月議会 質問しました。
地域「福祉村」からの作品展
