松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル • 議会の取り組み

3月議会  学童保育の保育料 小児医療費助成の所得制限について

2019年3月2日

昨日で3月議会の質問が全部終了しました。私の代表質問は27日でしたが、思った回答が得られないことばかり。しかし、相談者との話の中で、平塚市の学童保育では、生活保護世帯、非課税世帯、ひとり親世帯までが基本的に「6000円」を支払っていることがわかり、実際に各課に聞き取りすると事実だった。

あまりの衝撃に今議会で取り上げました。保育園まで減免されていた世帯が入学して学童保育に通うようになったら、1人に対し6000円は「基準額」として支払ってきたなんて!しかも、市は上限6000円までしか補助していないこともわかったのです。保育料が1万2000円の学童クラブでは6000円が自己負担、市から6000円の補助。1万4000円の学童クラブでは6000円は市から出るけれど、あとの8000円は自己負担。2人いたら1万6000円です。
なぜこんなことが放置されてきたのか、気づかなかった自分に腹が立って仕方なかった。即刻、新年度から見直すことを求めました。

市長は、小児医療費助成の所得制限撤廃を3期目の公約にされました。私はずっと子供の健康な育成のためにある制度が「所得の多い、少ない」で差をつけること自体おかしいこと、そして、「所得制限」の内容も、夫の所得だけで判断し、共働き世帯ではそれ以上の所得があっても大丈夫というのは「所得制限」としてもおかしいこと。「所得制限」で自己負担されている世帯はほんのわずかな人数であることから「所得制限の撤廃」を訴えてきました。

しかし、これまで一貫して市長は「所得のある方には応分のご負担を御願いする」と言い続けてきました。それがようやく「撤廃」を宣言したので「撤廃を決意した経緯は?」と伺うと、「医師会などから言われた」ことが理由だと。これまでずっと議会でことあるごとに取り上げても「所得のある方には」と繰り返してきたのに、医師会の偉い方に言われたら「コロッ!」と変える、市民生活を理解してではなかったとは・・。やはり市長も「忖度」の政治か!と腹立たしい思いでした。所得制限撤廃は評価しますが、議会での訴えは「市民の声」であることをもっと認識してほしいと強く思いました。

昨日は3月1日。市役所1階の売店「ありがとう」ではおひなさまバージョンの「おいなり」が売られていました。1年に1回のひな祭りの昼食を楽しんでいただきました。

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