昨日は平塚駅前のシェアスペースグリーンという会場で、「子ども虐待防止策イベントin神奈川2021」が開催され参加してきました。今回の主催は茅ヶ崎にあるボランティア団体であり、参加者のほとんどが市外の方々でした。平塚市ではこうした活動が遅れている感をぬぐえません。児童虐待を受けて育った当事者たちの辛い生の声を聞き、自分の中に耐えがたい苦しい息遣いを覚えました。
こんなことがあっていいのか!と思いつつ、つい最近ネットで知った親からの性的虐待が、こうも多く発生していたことに愕然としました。
今一生さん(フリー・ライター)が、こうした子どもの虐待について、いくつもの問題点を指摘されました。
親から逃げたい。しかし、その逃げてきた子を受け入れてくれた人が「連絡しない責任」を問われ、「誘拐犯扱い」され、報道に曝される現在の社会の在り方・・。
やはり、何か策を講じてそうした子どもたちが守られる仕組みを作っていくことが必要だと痛感しました。政府の「こども庁」の創設が2023年以降に先延ばしになりました。しかし、子どもの権利条約がしっかり生かされたものになることが最も重要であり、地方議員はそこで何ができるのか?問われる内容でした。