先日、市民センターの解体に当たり「ばら」の部屋で長年市民に開放し使っていただいてきたピアノが相当古くなっているため、今回で終わりに(処分)したいとの担当課からのお話がありました。私はこのピアノの件で何度か市民の方からご意見をいただいていたので、この存在を知っていました。
実はこのピアノ、議員からの寄贈だったのです。昔はこんなことまかり通っていたのかな・・と不思議に思いながら。昭和36年6月の寄贈、市民センターは昭和37年建設ですからその1年前に寄贈していたということになります。平塚市議会は昭和7年、定数30人で始まりました。共産党の市議が誕生したのは昭和38年(1963年)の飯尾常男氏ですから、この「革新議員団」には共産党は入っていません。当時、これは問題にならなかったのか、今となっては時効の話ですが、一つの時代が消えようとしています。
新しい文化センターにも、市民が自由に使える使い勝手のいいピアノが設置されることを切に望みます。