今回の台風18号、皆さんの所では、大丈夫でしたか?平塚市では、各地で「こんなの初めて」との声が・・。鈴川、金目川、渋田川という3本の2級河川に挟まれた地域では、あちこちで畑や道路の冠水や、床下浸水がおこり、今回は、時々起る地域以外でも被害が起きました。
この写真は田んぼや畑です。
手前に、横に用水路が走っているのがお分かりでしょうか。そこが溢れて、田んぼも我が家の畑もこの姿。
稲刈りが終わった田んぼには、あふれんばかりの水が・・。
上の2枚の写真は鈴川ですが、金目川と間違えるほどの水嵩です!そのため、私の住む寺田縄も道路の冠水が各地で・・。
地域の日枝神社の入口です。
入野に行く道路もこのありさま。
三七起橋からみた古川排水路。
ここは金目川。
すでにこの時は11時近くになっており、避難勧告が出た「避難判断水位」からは大分水が引いてきていましたが、金目川と鈴川に挟まれた長持では、行き場を失った雨水があふれ出て1mほども冠水!
南原では車も水に浸ってしまい、市民病院周辺では冠水が広範囲に起こり、病院は孤立状態に・・。
↓岡崎の西海地はまたもや「湖」に・・。
そこにいた市の職員は朝からこの場所にかかりきりだったとのこと。稲刈りが終わって、もみ殻が入った大袋や肥料袋が流され、用水路の橋に引っかかっていました。私は「川に流れて行ってしまうと困るから」と考え、一緒に引き揚げ作業を・・。しかし、市の職員は「必要だからこうしてとっていたんだろうから、拾わないと・・。」というのです。なんて優しいんだろう(!)と、この言葉に感動しました。・・・水を含んだ籾(もみ)の重いこと!(~_~メ)
落ちたら2m。橋のポールにシッカとつかまりながら、浮いている袋を手繰り寄せ、引き上げた袋を次々道路の端に集めていく・・。
さらに下流でも引っかかっている袋も引き上げて、全部で20個ほどもあったでしょうか。
次は打間木方面へ。
打間木では、刈り終えてコンバインで束にした稲わらが田んぼから道路に流れ出て、水が引いても藁(わら)が邪魔をして車が通れない事態に。水を含んだ稲わらを道路の端に移動させるのにも一苦労
車検場方面には車体の低い車は通行不能に・・。今回も立ち往生の車が。
市内各所で、必死の作業が行われているというのに、雨が上がれば何食わぬ顔の青空が・・。
打間木で藁の片づけが終わったのがお昼過ぎ、落合市長、秘書課長も巡回に回ってこられました。夕方まで市の職員は土嚢を運んだり、ごみを片付けたり、市民の方々の要望を聞いて回っていました。19号がもう来ているとか・・。元凶の川の対策を急がねば!