今回の参議員選挙の投・開票の結果、日本共産党は改選前3議席を6議席にと倍増させることができました。しかし、なんとしても、比例区の椎葉かずゆき候補と神奈川選挙区あさか由香候補の議席を獲得できなかったことが悔やまれてなりません。
これからも、引き続き皆さんとともに頑張っていく所存です。何とぞ皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。
中原公民館まつりで買った百合の球根、ようやく花が咲きました。純白の清しい花です!
日本共産党の当選者と近年3回の国政選挙の得票
神奈川県内の各政党の比例得票
神奈川選挙区選挙結果
今回の参議員選挙、安倍政権の改憲を許すのか、ストップさせるのかが問われる重要な選挙でした。何としても政権与党を、改憲の発議に必要な議席「3分の2」にさせないために、と運動してきましたが、その思いが伝わらないまま投票日になった感をしています。
安倍政権は今まで以上に報道に「中立」を求め、政府への批判は「中立を欠く」として圧力をかけ、圧倒的に政府の言葉が本流になってしまい、国民は批判的な論評を聞く機会が狭められています。
「安保法制を戦争法だという政党や市民がいる。政府は違うと言っているが、いったい、どういう法律なのか?」と調べてみる人がどれだけいるでしょう。
私たちが訴えていると 「俺たちは、毎日忙しく仕事に追われている。そんなことにじっくり向き合う時間もないのに、国民の気持ちを動揺させる言い方はやめてくれ。政府が違うって言ってるんだから、政権党じゃないアンタたちがグダグダいうな。」という空気を強く感じました。
確かに、不安を掻き立てられれば拒否反応が出る。政府が「そんなことないですよ」といえば「ほっ」とする。政府の宣伝は人間の心理を突いてるからこそ、「真実」が隠れたままでも人気は上昇する。
しかし、本当に「戦争するのではない」なら、自衛隊法など11もの法律を一束にして内容も国民に示さないまま「安保法制」を強行採決する必要はなかった。今後は、その内容の1つ1つをもっと広く国民に明らかにするとともに、国民にとって「憲法」とはどういう役割をしているのかという認識を新たにする必要を感じています。
世界に誇れる「日本国憲法」の値打ちが、現政権によって軽んじられている。これは由々しき事態です。