昨年の台風22号のときに、住民を不安に陥れた高麗山のふもと高根地区。
高麗山の木が倒れ、土砂・水が流れ出し、お寺の墓も倒れてしまいました。ガソリンスタンドは土砂の流れ道となり、道路の下まで土砂が襲いました。山の地盤はすっかりゆるくなり、今度大雨になったら・・と住民は気が気ではありません。
住民の方々は、平塚市に何とかして欲しいと陳情書を出しました。平塚市の防災課は、現地を調べ、早く対策を取るべきと判断し住民説明会をこれまでに3回行なってきました。
3回目の6月30日には、防災課が県の土木事務所からも職員を招いて、住民の方々に今後起こりうる危険をどう回避するかについての説明がされ、私も参加してきました。
前回、平塚の大切な高麗山がコンクリートで覆われてしまったら・・・という心配もありました。しかし今回の説明では、実際に急傾斜地の崩壊対策を行なった横浜や川崎などの映像も見せていただき、工事後には再び緑に覆われる施行方法もあることがわかりました。
住民の安全と緑の保全がうまく両立する工法で、はやく対策を進めてもらいたい。これには住民が一致団結して、県に陳情することが求められています。住民も地権者も一緒になって進めていこうと気運が高まっています。