7月9日、米軍横須賀基地の対岸、海上自衛隊の自衛艦を目前に望む会場のヴェルニー公園には、「原子力空母の母港化反対」の思いの参加者3万人が集まりました。
平塚からも、バス4台を借り切って参加し、ビニール傘に横断幕にと、それぞれの思いを託して、隊列のなかに加わりました。
「原子力空母の母港化反対!」「横須賀に原子力空母はいらない!」「憲法九条を守れ」「戦争する国づくりを許さない」3万の隊列は、シュプレヒコールで訴えながら市内をデモ行進しました。
バスで参加した仲間は、行き帰りの車内で「黙っていると、100年先まで基地の街」のビデオを見て、予習・復習も忘れません。日本の都会の人口密集地に、そのままでも危険な原子炉が、海の上を移動する、さらにその空母の上にはジェット機やヘリが離発着!!誰が考えても、どれだけ危険か想像できるというものです。
チェルノブイリ原発事故のとき、旧ソ連政府は半径30キロの住民を強制避難させました。横須賀から平塚までがちょうどその「30キロ」なのです。
実際には、風に乗って300キロ先まで放射能が流れたといわれています。日本中が壊滅しかねないという恐ろしいものが、配備されようとしているのです。
わたしたちの愛する日本の大地を放射能で汚染させることも、この大地から兵器が飛び立つことも許しません!