私の住んでいる地域は、住宅が密集している部分と、田んぼや畑といった自然がいっぱい広がる場所とが一体となっています。
住宅地はそれぞれの家庭が掃除をしていますが、田んぼや畑が広がるところには、車から捨てられたビニールに入ったごみ、ペットボトル、空き缶、お菓子の袋や飲み物のパックなどなど・・・が、道路の端に放置され、いつまでたってもそのままの状態が続いています。
13日朝6時。急な冷え込みで畑には今年初めてと思われる「霜」が降りていました。「今日しかない」と決意して、ビニール袋と軍手を用意して、ワゴン車で「ごみ拾い」に出かけました。
ペットボトルには、飲み残しの飲料が朝の冷え込みで凍り、ふたを開けて捨てようとしたら「カサカサ・・!」と、氷の音がするものもありました。
ほんの1時間ちょっとで、こんなにありました。枯れ草が絡んだり、糞のそばに捨てられていたりと、あまりに汚いので、家に帰ってまず外の水道で洗ったところです。
そのうち、資源となるものはこんなにありました。「分ければ資源」「混ぜればごみ」私たちの周りには、こんなに「資源」が「ごみ」となって放置されているのです。
皆のなかに、自然を大事に思う心、町をきれいにしたい心がほんのちょっとあることで、捨てようと思う心を押さえることが出来ると思います。今、コンビニの前に種類別に捨てられる容器が備えてあるところがあります。
その前で、若い20代の男性がビニール袋から一つ一つ取り出して、それぞれの分別された容器に入れているところを見ました。これを見て、その男性が「すごくかっこいい!」と思いました。
家にまで持って帰らなくても、販売店が自ら「どなたでもどうぞ。その代わりしっかり分けて入れてください。」という姿勢もまた「かっこいい」と思います。
皆で町をきれいにしたいですね。