「YES, 愛 DO!」は、市内の地域作業所や障がい者福祉施設などに通っている方々が一堂に会し、自ら演奏したり、曲に合わせて体中で音楽と触れ合う音楽の祭典です。
この行事は、「僕も生のバンドを聴き、生のバンドで思いっきり踊ってみたい」という福祉作業所の利用者さんの小さな声がきっかけで「YES, 愛 DO ! 」は始まったといいます。
総合公園体育館で行われるこの行事は今回(5月29日)で16回目。会場入り口には毎年、地域作業所や障がい者施設の手作り製品の展示販売も行われ、それも大きな楽しみの一つです。
市内の中学校や高校の吹奏楽部では、全国で優秀な成績を上げているところがありますが、なかなか市民がその素晴らしい音楽を聴くチャンスがありません。
私は今年3月予算議会の常任委員会で「そうした素晴らしい演奏を、学校行事だけに終わらせるのではなく、地域の中にもっと入って演奏していただきたい。ぜひ、『YES,愛 DO音楽祭』に市内の学校の吹奏楽部に来ていただくということはできないものか」と提案したところ、トントン拍子に話が進み、昨年全国大会に出場し優秀な成績を収めた金旭中学校の吹奏楽部等が参加をOKして下さった!
例年では、神奈川大学吹奏楽部など市内数校の吹奏楽部や和太鼓の「鼓舞子」も参加して下さっていましたが、ほとんど米海軍の第7艦隊楽団が中心になって演奏していました。
今年は、神大をはじめ、県立大原高校・平塚中等教育学校吹奏楽部、金旭中学校吹奏楽部、進和学園器楽同好会「とびっきりレインボーズ」、平塚ろう学校和太鼓同好会「鼓舞子」、ソーレ平塚コーラス部と、市内の楽団が中心となって演奏して下さり、そして県立高浜高校の手話、森本ジャズ体操教室、HAND SIGNなどが一体となって場を盛り上げてくれて、とてもよかったということでした。
実は私はその日、亡くなられた知人の「お別れ会」と重なってしまい、参加できませんでした。
是非これからも、地元で育ち、学んだ「地元の音楽家」の演奏で、心で体で大いに楽しむ祭典として続けてほしいと思っています。