20日・21日と、泊りがけで日野市で行なわれた「財政分析」の勉強会に参加してきました。
そんなわけで21日の金環日食は「バタバタしていて見られないかもな・・・」と、半分あきらめていました。20日は夜の7時半までビッチリ講義。その後みんなで外に食事に行ったので、寝たのは結構遅かったのですが、4時半には目が覚めてしまい、「天気はまあまあの様だし、どうやったら金環日食が見られるだろうか」とそればかり考え、宿泊した部屋の中を物色していました。
「きっと見られない」と思っていたので、黒いフィルムを用意していなかったのです。困ったな・・・と思いながら、お手洗いに入ったら目の前に可愛いゴミ箱が・・。そこに黒くて小さいビニール袋がかぶさっているではありませんか。(本当はビニールは目を傷めるので使用してはいけないと言われていますがお許しを!)自分が持っていた袋と取り換えさせてもらい、さあ!これで準備OK!
ようやく安心して、それから昨日の夜に出された財政の宿題を済ませて「7時」を待ちました。いったん外に出て、太陽のいる方向を確かめて、宿泊所のどこから見えるかをチェック。運よく私たちが泊まった階の通路が最適だったのです。7時から黒いビニール袋を2重にして、ガラスごしに徐々に欠けて行く太陽を眺めていました。
しかし、ビニールを通してシャッターを押しても、↑こんな状態で、目で見るのとカメラで写したものとは似ても似つかない姿に・・・。数十回シャッターを押しているうちに、雲のおかげで適当に光が和らげられて丁度金環になった時に、肉眼で見ることが出来たのです。
本当にわずか数十秒、雲の間から素晴らしい金環状の光を映し出してくれ、感動のひと時でした。
今回の研修には、平塚からは清風クラブの佐藤貴子議員、共産党からは高山議員と私が参加しました。トイレでゲットした黒のビニール袋は、見に来た数人に切り分けて感動を共有。
渡したビニールをかざして見入る研修仲間。