花菜ガーデンに通じる新しい道路の下に、地元の方々が通る農道のトンネルがあります。このトンネルに最近落書きをする者がいて、地元自治会では、それを消すのに大変苦労をされていました。
そこで、地元自治会の方々が相談し、このトンネルにみんなで絵を描いて、落書きされないように、地域で守ろうということになりました。
24・25日、自治会を始め、福祉村の方々、小中学生やPTA、学校の先生、市の職員やプロの絵描きさん、ボランティア団体やペイント会社など、多くの協力を得て壁画の作成が行われました。
すでに、前日に下絵を描いて準備されていて、24日9時には大勢の協力者が続々と集まってきました。
花アグリにふさわしい「イチゴ」や「レンゲの花」「ミツバチ」、桜に富士山、カワセミなどがスケッチされています。プロの絵はやはり違う。
いよいよ、その下絵がつぎつぎと塗られていきます。
じっくりご覧ください。なんとすばらしいではありませんか!この金田の住民は、只者(ただもの)ではありません!
この絵は、福祉村の方々が描いたもの。
もともと福祉村の皆さんの作品を、ご自分たちで再現したものですから、うまいのは当然ですが、この複雑な色の出し具合の絶妙なこと!
ゴッホもびっくりです。ひまわりの種の部分の色などは、プロ級ですね。
描いた方々も、大満足。カワセミや野鳥は、生徒たちが本物の鳥の写真を見ながら色を塗っていきました。
かわいいメルヘンの世界は小学生たちの作品。自治会のかたも、小学生の孫と一緒に描きながら「これを大事にして、大きくなってからも『これをおじいちゃんと描いたな・・』って思い出してくれよ。」といった言葉が、印象的でした。
これは24日の段階です。25日には私は参加できませんでしたが、もっと手を加えられ、すばらしい壁画となったことでしょう。後日見るのが楽しみです。