松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

政府自ら進めてきた「公立病院つぶし」をやめさせましょう!

2009年8月4日

公立病院の統廃合、産科・小児科医の不足、救急医療体制の崩壊・・と、都市部、農村部を問わず全国的に深刻かつ重大な事態となっています。

地域住民の命を守るためには、効率性を度外視した部門や、へき地でこそ必要な公立病院の役割をまったく無視して、公立病院つぶしをすすめてきたのが自公政権であり、とくに、その青写真となったのが、総務省が2007年12月にまとめた「公立病院改革ガイドライン」です。

「公立病院改革ガイドライン」とは

  1. 民間病院のある地域の公立病院は、廃止・統合を検討する
  2. 主要な経営指標について数値目標を掲げるなど、効率最優先をおしつける
  3. 独立行政法人化、民間への譲渡などもうけ第一の経営形態にする

こうした重大な中身であり、これに沿って今の病院つぶしが行われているのです。

志位委員長の提言(8月3日しんぶん赤旗から)

第一にまず、医師と看護師を計画的に増員し、医療体制を立て直すこと。

  • 先進国で最低レベルの医師数を計画的に増員し、OECD(経済協力開発機構)加盟国の平均並みにすることが急務であり、医学部入学定員をすみやかに1・5倍化すること。
  • 看護師の増員と労働条件の改善で看護師200万人体制をつくることが重要。
  • 医師・看護師確保のためにも、医療崩壊をもたらした大きな要因である診療報酬の総額削減、保険外診療の拡大をやめ、適正な診療報酬を保障する改革が必要。

第二は、国公立病院など公的医療機関への支援を強めること。

志位委員長は、政府がこれらを合理化する「論拠」として、医師不足の深刻化、診療報酬のマイナス改定、地方財政の悪化などをあげているが、「それなら、それを打開する方策をとるのが当然であり、それを理由に公立病院つぶしとは、これほど逆立ちした議論はない」と強調。

平塚市民病院も、この「ガイドライン」のレールに乗って、ずるずると進もうとしています。

「郵政民営化」によって、もうけのために郵便局が過疎から撤退したように、政府が進める「公立病院改革ガイドライン」の危険性を知って、今度の衆議院選挙で共産党の国会議員を増やし、何としても中止させましょう!

1249345135

こんな折り鶴もあるんですね!横浜市従会館の玄関に置いてありました。


新着記事

  • 過去の記事

  • しんぶん赤旗の申し込みはこちら
  • JCPWEB.JPは、日本共産党の議員・候補者・議員団・地方組織のサイト制作・管理・サポートをしています。ホームページ開設・リニューアル、ブログ制作・運営サポートなど、お気軽にお問い合わせください。

リンク

PAGE TOP