いま、企業による非正規労働者の解雇、派遣切り、正規職員の整理などによる雇用問題の相談や、生活苦・高齢による収入の減少、医療費が払えないといった相談が多くなっています。
今日も、朝9時から1件、10時から1件、2時から1件、6時から1件と相談者と会って話を伺いました。
日曜日には朝7時半から10時までに7件の相談の電話。この日は入っていた予定を変更して、相談と訪問に専念することにしました。
こうした社会情勢の中、人の心もギスギスしてきている・・・それを痛切に感じます。
「人間が大切にされる社会」を誰もが願っていて、みんなでそのために力を尽くせば、何かが変わるはずなのに、一人一人が分断され、「仲間意識」を持たせないように管理された職場。上司ににらまれないよう、身を守ることばかり気を使う労働者。
いま、こうした精神的圧迫から体調を崩してしまう人がいかに多くなっていることでしょう。
労働組合が、本来の働く者の味方ではなくなっていることが、意欲的な職員を苦しめ、もくもくと黙って働く人間をつくってしまっている気がします。いまこそ、労働組合が本領を発揮しないと!
寺田縄にある「平塚市埋蔵文化財調査事務所」前の桜も見頃となりました。