松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
議会の取り組み

議員団で視察に行ってきました。

2012年7月12日

いつも日程に追われ、なかなか他市の先進事例の視察に行けずにいましたが、「今年こそ」と日程を組んで行ってきました。

9日(1日目)は、大阪市の「ECOまち・さわやか発電所」に伺い、大阪経済大学の柏原誠准教授にご説明をいただきました。

東日本大震災が起こり、これまで危険と知りながらもズルズルと原発に依存したエネルギー政策を追認してきた反省と、一刻も早い自然エネルギーへの転換をという思いから、市民共同発電所に取り組んでいる実態を見てきました。

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詳細は議員団ニュースにまとめて掲載しますので、今回はまず行ってきたご報告に留めます。

そして、大阪に来たからには、橋下市長のもとで一方ならぬ奮闘をされている大阪市議団にお会いして話を聞きたいと事前にお願いして、山中智子議員と小川陽太議員に時間をとっていただき、大阪市役所で懇談してきました。

10日には、京都府亀岡市の「セーフコミュニティ」について視察しました。

亀岡市議会の木曽利廣議長が、わざわざ私たちのためにご挨拶をいただき、本当に恐縮いたしました。

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亀岡市は平成20年3月、全国で初めてWHOセーフコミュニティ協働センターによる「セーフコミュニティ」の国際認証をとった自治体として脚光を浴びています。今年で5年目になるセーフコミュニティとは?市民生活のあらゆる部分で、一人一人が「気付き」をもち、市民団体、各組織、職場、地域が一緒になって「事故や自殺、犯罪、けがなどをなくし、安心して暮らせるまちを目指す」ために取り組む事業です。事故が起きた場合、いつ?どこで?なぜ?発生したのかを詳細に分析し、データをつくり、今後に生かしていくというものです。

この取り組みによって、行政と地域のつながりが強まり、安全に対する関心も高まるため、地域力アップにつながっていると言います。担当職員の方が活き活きと説明される姿から、「協働」の楽しさが現れているようで大変印象的でした。「意識の向上だけではダメ。行動すること!これこそ行政改革」と語られました。

 

11日(最終日)は、滋賀県の近江八幡市の「市民バス事業」を視察してきました。

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平塚市でも深刻な問題となってきている地域商店の撤退による生活不便地域の解消策、身近な公共交通への要望、こうした問題に取り組んでいる近江八幡市です。

不採算のためずっと前から公共交通が走らない地域もあり、自家用車はなくてはならない生活手段となっています。2年半前に合併し広くなった全市の地図を開きながら、バスのルートをたどりました。この市民バスを走らせるために、財源として、国の制度をしっかりと活用する。市長自ら市内企業の協力を得に出向いてゆく。市長のマニフェストを実行するために、市長も担当も必死で取り組んでいる姿がよくわかりました。

机の前の2つの旗・・・、これは近江八幡市と平塚市の旗なんです。なんというお心使い!議長が他の行事でご出席できないからと、善住副議長がずっと御同席下さいました。

それぞれ視察をお願いした自治体の皆様から、温かく迎えていただき、丁寧なご説明に心からお礼申し上げます。ありがとうございました。


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