今年も寺田縄地域の「どんどやき」が11日、おごそかに行なわれました。前日には、子ども達は地域の公民館でどんどやきで焼いて食べる「団子づくり」を教わりました。
当日は、好天気の元での「どんどやき」となり、開始時間には、若い親子連れ、お孫さんを連れたおじいちゃん・おばあちゃん達が次々と集まってきました。
今年は若いお母さんも点火を担いました。
お正月のお飾りは、あっという間に燃え上がっていきました。背中に火をしょった「だるまさん」。グット唇をかみ締めて、目を見開いています。
今年のだるまさんは最後まで頑張り通しました。
火の勢いが衰えたころを見計って、団子を焼く子ども達の登場。
熾き(おき=火が消えても赤々と熱を持っている)のなかに団子を入れて、焼けると早速子ども達はその場で食べていましたが、それでも、だるまさんは微塵も動かずにひたすら耐えていたのです。新年にあたり、このだるまさんに「忍耐とはこういうものだ」と教わった気がしました。