12月20日、金田公民館では恒例のしめ縄づくりの講習会が行なわれました。地元の今井さんは、昔から伝わるしめ縄を自分で作って玄関に飾られるようにと毎年30人程度の人に教えています。
一人で作るやり方を手際よく披露してくださいました。
皆さんも隣同士助け合いながら着々と作っていきます。ツンツンと表面に出る藁はきれいにはさみでカット。
土台となる大きな輪の作り方を指導される今井さん。講師の今井さんはすばらしい地域の知恵袋。金田の歴史や農業にも詳しく、お勤めを終えると同時にあちこちから引っ張りだこです。
大きな輪に、三つ編みした3本の藁細工を通す時に竹の筒を使うという技は、さすが日本人の知恵。
皆さん真剣に作っていきます。思ったより若い方の参加が目立ち、心強い限りです。
市内の花やさんに頼むと手に入るという「しめ縄用の飾りセット」を、見本を見ながら付けて行きます。
しめ縄が出来上がると、即興でボタンの花などを囲う藁細工もご披露してくださいました。
あっという間に、出来上がり。
皆さん手際よく、予定の1時間半より早く完成しました。今年はきびしい年の瀬になりましたが、心を込めて作ったしめ飾りで新しい年を元気に迎えてほしいと願っています。