南豊田といっても東豊田工業団地に近い一画に、「平塚市役所道路管理課豊田資材置場」があります。
道路補修のための様々な資材や車輌がここには保管されています。
現在ここを拠点にして、22人(うち再任用2名)の市の職員が働いています。20年前には46人の職員が働いていたとのことですが、行政改革によって、現業職員はどんどん委託に切り替えられ、新規職員は入れないという方針によって3年前から新任職員は入っていません。
1人の労働密度は高くなり、いままでは「危ない恐れがある」ところに気配りができたが、今では「危険」なところを補修するのに追われているといいます。
今年からは、「街路樹班」という専門の班が廃止になり、「信号機が街路樹で見えにくい」等の声に対応してきましたが、今は他の班が兼任しながらやっています。
パトロールだけでは危険箇所の発見は万全といえず、市民の方からの通報は大変助かっているといいます。
市民が道路で怪我をしたということがない様にと、緊急の対応(初期対応)が大切であり、そういうときは夜も日曜・祭日も出てきて作業をしています。
しかし、現実は「守りの管理」であり、財政的にゆとりがあれば「攻めの管理」をしたいと語ります。