3月26日、東豊田に建設していた「平塚市保健センター」が開所式を迎えました。現在中里にある休日・夜間急患診療所の業務は、4月1日からこの場所に移動されます。また、市の健康課も全面的にここに移動してくるため、引っ越し準備に余念がありません。
平成18年度から建設が始まったこの建物、総工費14億6000万円。駐車台数180。今までの休日・夜間急患診療所の3.2倍の広さがあるとの説明がありました。
来賓の方々とともに、内覧をして回りました。地元の連合自治会長さんも参加され、渋田川の淵の管理を任されている自治会としても、渋田川沿いの桜並木が目の前に見える「保健センター」に感慨もひとしおのようです。
歯科診療室には、血圧計もセットされていて、歯の治療中に血圧が急激に上がる患者さんに対応できるようになっています。
各診療科の待合室も広々としています。
大会議室では、MNビルの「駅前窓口センター」閉鎖に伴い使用しなくなった机と椅子が利用されることになり、並べられていました。・・と、説明があったのですが、言われなければ気付かないほど、マッチしていました。
平塚市食生活改善推進団体の方々が、この日のために料理の数々をご披露してくださいました。この文字となっているのは、かんぴょうを使用したといいます。くっきりと見せるためにかんぴょうに海苔を巻いているという、大変手の凝った作品です。
さらに、感激したのは、メルヘンの世界を野菜で表現しているところ。小学生など、野菜の名前を知らない子が多いのでこうしてインパクトをつけて知らせていこうというのです。
かわいい子ぶたは、かぶと人参です!その後ろには、ヤーコンの狼がいるではありませんか。
「見てください、家の中にも工夫がされているんですよ。」と食生活改善の方がおっしゃるので、覗いてみました。
テーブルには、赤い花が!家の丸太は、ごぼう。ドアはグリーン・アスパラ。地面の小石は銀杏です。
素晴らしいではありませんか!すっかり、みなさんの日頃の活動から湧いてくる知恵とセンス、食生活改善への意気込みを見せていただき、これからこの場所を起点に頑張ってくださることを期待するばかりです。
平塚市医師会のお部屋にも案内していただきました。
案内の方が、「これをぜひ見てください。」と。そこには、今絵画でも大活躍されているという金目の内科医院の先生の絵が飾られていました。
夜間・救急は間違えずに、こちら東豊田にお越しください。バスの便については、神奈中バス会社に要請中とのこと。