ガソリン税などの暫定税率をなくしてほしい!この思いと、急にやられては迷惑だ!という思いが複雑に交差しているのが、ガソリン・軽油などを扱う「ガソリンスタンド」です。
先日電話がかかってきました。「個人としても暫定税率がなくなることは誠にありがたいと思っているが、われわれガソリンスタンドは多くの在庫を抱えている。急に4月1日から25円安くしろなんて言われてもその価格保証はどうなるんだ。
報道でもこのままだと4月から暫定税率がなくなるだろうなんていうものだから、買い控えが出ている。しかし我々は4月に入っても客の期待にこたえられず、客は安いところに行ってしまう。
大きなところは身銭を切っても対応していくんだろうが、われわれ小さいところではそんなことしたら、つぶれてしまう。そこのところはどうなっているんだ」ということでした。
本当にそうです!多くの個人経営のガソリンスタンドでは大変な経営難が予想されます。すぐに、共産党の中央委員会に問い合わせ、国会の様子を伺ったところ、「現在、そうなった場合は、何とかしなくてはと言う話は出ている」とのことでしたが、今日31日になっても、テレビ報道では全く企業任せ!
これでは、小さい事業者は泣くだけです。このままでは、国の施策で事業生命を絶たれるところがどんどん出てきてしまう。
輸入牛肉の時もそうでした。国会に働きかけて価格保証させてきた経緯があります。私たちは、そうした事業者の声をしっかり聞いて、事業者の経営を守るために「必ず保障させる」運動が今すぐ必要でないでしょうか。