3月22日、金田にある「花と緑のふれあいセンター(仮称)」予定地で、今年も「ふれあい市」が開催されました。
この行事は、県と市の協調事業として進められている「花と緑のふれあい拠点(仮称)」整備事業を皆さんにアピールするために行われているものです。
この事業を起爆剤に、平塚の農業振興に役立てようという狙いもあります。本当に農業振興のために力を尽くしていくのか、私たちも精いっぱい協力しながら、県市や農協、PFIの企業体である「㈱かながわGAパートナーズ」の「本気」を見つめていく必要があります。
並んでいる人のなかには地元ではなく、「新聞を見てきた」という人もあり、徐々に知られつつあるようです。
この場所のすぐそばには、こうした行事にあわせ、また、地元の方々の憩いも考慮して「菜の花畑」も準備されています。咲き具合は、ふれあい市には少々早かったようで、これからこの道を通る方々の心をなごますことでしょう。
大好きな花もいっぱい並んでいて、早く来た人たちは、次々とお気に入りの花をかごに入れていました。
なんと、この安さ!普通この値段を提示されると、「何か訳ありの野菜かな?」なんて考えてしまうほど。しかし、地元産であるからこそ、信用できるし、この安さが嬉しいのです。
タラの芽も、植えてみようという人が結構買っていました。
私も、花とイチゴをたくさん買いました。息子夫婦も何種類もの野菜を買い、「かとうさんちの牧場」のコロッケを買って3人で食べ、地域の方々とも語りあい、楽しい時間を過ごしてきました。
地元の自治会の方々は、前日からこの日のために準備して「トン汁」「ポップコーン」「へらへらだんご」などをふるまってくださいました。
この「へらへらだんご」は、地域の方がご自分のところで小麦を作り、その粉で作った昔ながらの「お菓子」なのです。これを、ここに来た人たちに食べてもらいたいという思いからも、農業への意気込みが伝わってくるではありませんか。
地域の方々は、この場所を本当に「農業振興」の場となることを願い、日本の農業の大切さを多くの方々に気付いてほしいと願っているのです。
「レジ係」の方々も、何度もこなしてきたのですっかり慣れて、順調に進みました。今度の開催が楽しみです。