大企業がバブル期の一・八倍の利益をあげる一方で、雇用のルールが壊され、サラリーマンの給与は九年連続減り続けています。その上、昨年秋からのガソリン・灯油の値上げは家計をもろに直撃しています。
こんな時こそ、各自治体や県が行っている高校入学・進学のための「奨学金制度」を活用して、子供たちが安心して学業に専念できる環境を整えてあげたいですね。
各自治体によっては、締め切りにまだ間にあいます。今すぐそれぞれの教育委員会までお問い合わせください。
しかし、平塚市では、2月12日が申込みの締め切りでした。「女性・児童部ニュース」というのを発行して、多くの市民の方々にお知らせして来ましたが、平塚市では、40人という枠があり、それ以上申請者がいた場合には抽選をして40人まで絞るために、締め切りが早いのです。
申し込んだ生徒の数は、平成15年には90人、16年には66人、17年は85人、18年は80人、19年は90人。
この時期、40人という枠があるために、半分からの生徒が入学を前に落胆していることを思うと、早急にこの枠をとってほしいと願うばかりです。教育委員会に対し、常任委員会でも質問して来ましたが、「予算が・・」という理由でなかなか進んでいません。
厳しい生活の中で、前途に夢を持ちながらあきらめなくてはならない生徒がいたとしたら、政治の責任は大きい。
平塚市では、今年から「健康・こども部」が設置され、妊娠から青年まで幅広く支援する体制を作っていくという方向を示しました。
「15の春を泣かせない!」
この言葉がしっかり受け止められるよう新年度も頑張っていこうと思います。
一緒に学んだ子供たち。みんな一緒に進学したいものです。