金田地区の「新春の集い」が、今年も盛大に行われました。なんといっても、みんなの気持ちが一体となって「いい集いにしたい」という思いが伝わってくる行事なのです。オープニングは、「相州平塚七夕太鼓」の方々の力強い太鼓の音から。
20日、金田公民館で行われたこの行事には、地域の役員の方々、公民館を利用している団体の役員、学校、地域のおまわりさんなど多くの方が出席されました。
連合自治会長さんや、公民館長さんの新年のごあいさつのあと、今年も参加された大藏市長からもご挨拶がありました。
会場には、大きな凧(たこ)や、大きな木にはまゆ玉が飾られ、お正月気分たっぷり。
年男・年女の方が音頭をとって「乾杯!」
テーブルには金田産のいちご、金田の方が丹精込めた「盆栽」が添えられました。
地域の皆さんによる芸能。
そして、今年も金田小学校の子どもたちが、金田の古くからの行事「賽(さい)の神」を祭っての「どんど焼き」を再現してくれるというので、古式ゆかしい大掛かりな準備がされていました。
何日も前から準備をされてきたことでしょう。小学生の子供たちはこの中に入って、祈祷にきた人にお払いをしてくれるのです。
「疱瘡(ほうそう)も軽く、麻疹(はしか)も軽く、悪魔をはらう 悪魔っぱらい!悪魔っぱらい!」
子どもたちが真剣に厄払いをしてくれる前で、みんな厳かな気分で今年の無病息災を願いました。
祈祷が終わると、いよいよどんど焼き。これもまた、手が込んでいます。赤い電球で火のように見せて、そこに竿にくくりつけた団子を入れて焼くというシーン。
その横では、手作りの道祖神がしっかりと見守っていました。
さらに、今年はそれぞれの席にひとつずつ凧が置かれ、お土産となりました。
アツアツのおそばも用意され、本当に心のこもった「新春の集い」でした。