「平塚市民病院の診療費その他の費用の徴収に関する条例の一部改正について」が、12月議会に提出されました。分娩介助料や新生児一般介補料については、昭和50年代以降改定されてなく、県内の公立病院などの状況を踏まえ、今回見直すというものです。
この改定によって、分娩介助料は市内に住む人は5万6千円が6万6千円に(1万円アップ)、市外の人は8万円だったのが、9万5千円(1万5千円アップ)になります。そして、時間外に生まれた場合は、50%加算となります。
(いままで、「平塚市の産婦人科医会が定める料金の最低額を標準として市長が定める額」としていたものを、今度上記の額を条例で定めることにするというものです。)
新生児一般介補料 ・・・赤ちゃんが生まれてから病院でおむつやミルクの世話、病衣や貸おむつなど 保育に係る費用のことです。 これも、現在1日5000円ですが今度6000円にするというものです。(この金額も、条例に定めるとしています。)
乳房マッサージ料も・・。いままで、マッサージ料は入院・外来患者とも1回525円だったところ、これからは入院患者は1日1000円、外来患者は30分1500円になるというものです。
これによって、市内の方の出産は約2万円アップ、市外の方は2万5千円のアップが予想されます。
来年から「健康・こども部」を設置しようという大藏市長、「安心して子育てできる平塚」を目指すには、この若い夫婦への負担増に対し、どういう施策で支援できるのでしょうか。