毎週月曜日は議員団会議を行っています。今週の議員団会議は、以前から懇談の約束をいただいていたLGBTの当事者である大野雅明さんのお話を伺いました。お話を伺うまでは自分達の意識改革が大事と思っていたのですが、もっともっと深く、複雑な問題が山積していることに気づかされました。
日本でのLGBTの割合は7.6%と言われ、同性愛者は日本の人口からすると951万人は居るだろうといわれています。左利きなどと同じくらい・・。
ということは、男女別々のトイレや更衣室、大浴場の男湯・女湯、また書類で〇を付ける男女の欄、マイナンバーに記載される情報、様々な所で悩み、不快に思っている人がいるということです。
今後、身近な人の中からも勇気を出してカミングアウトする人も出てくるでしょう。そうした方々の人権を守り、皆同じ思いで一つ屋根の下(社会)で暮らすには、まず行政として何から手掛けなくてはならないのか・・。
大野さんからいただいた資料をヒントに様々な取り組みを学んで行きたいと思います。大野さん遠くまで本当にありがとうございました。
写真は大野雅明さんと議員団。