松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
ほのぼのタイム • 活動ファイル

15年ぶりの大接近  火星

2018年8月4日

7月31日、火星が地球に大接近。この日平塚市博物館では「星を見る会」で火星の観察会が開かれました。私も行くつもりでしたが、会議が遅くなったらうっかりそのまま帰宅してしまい、気付いたときには後の祭り。翌日の神奈川新聞に大きく出ていて大ショックで、翌日さっそく博物館に聞き取りに行ってきました。

博物館の藤井学芸員さんが対応してくださいました。私は、「大きく見える」と言われても、1つずつの写真を比べても違いが分らないが、違いが分るようなものはないかと伺うと、比較した写真をメールで送ってくださいました。

説明では、15年ぶりの大接近で大きく見えるけれど、火星はいま砂嵐が起こっていて表面がよく見えないのだそうです。ですから5月の時に写した火星のほうが表面の濃淡がよく見えますよね。6月頃から砂嵐が始まり、8月には少しずつ収まって模様も徐々に見えてくるとのこと。しかし、観察日に晴れてくれないと私たちは見られません。

写真は藤井学芸員さんより提供していただきました。貴重な写真です。今度見るときは15年後といいますから、私には「今」しかないのです。(;’∀’)

砂嵐前後の火星の比較.jpg11

同じ条件で撮った写真。2か月ちょっとでこんなに大きさが違うのだそうです。

7月30日の火星

この写真は7月30日の火星。31日は予想以上の参加者の対応に追われ、写せなかったそうです。

火星と地球の距離が小接近の時には1億キロメートルほど、しかし徐々に近づいてきて7月31日には大接近し、約5800万㌔メートルまで近づいたと言います。半分近くもそばに来たのだから目で見ても大きさが違うのでは?と思いますが、肉眼では光がいつもより明るく感じるくらいで大きさの変化はわからないと言います。やはり最新の望遠鏡で見てみたい!

今、教育予算がどんどん削られ、悲しいかな、新しい天体望遠鏡はクラウドファンディング(目標100万円)で市民に募金をお願いし、その募金と合わせて200万円の望遠鏡を買って大接近の日を迎えたのです。ところが、そうした市民の方々に関心をもっていただいたこともあってか、当日の参加者は753人。きっと全国の火星の観察会で最高だったのではと博物館も予想外の参加者に嬉しい驚きだったようです。博物館での集計では、753人の内訳は大人433人、子ども320人。市内の方は544人、市外の方は183人、未回答26人だったといいます。

星を見る会の様子1.jpg11

星を見る会の様子2.jpg11

31日の観察会は本当に風も雲もなく気流が安定し、すっきりとした夜空だったため参加した子どもたちも「見えた、見えた!」と大喜びだったとのこと。是非10日、17日も晴れますように!!


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