松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

災害時の把握にドローンの活用を体験

2018年11月3日

近年一段と深刻になっている地震、気候変動による大災害に対し、地域住民を守るには何をすべきか。
自助・共助が叫ばれているが、具体的なことは地域に任されていて、自治会が中心になってやっています。しかし、自治会役員は1~2年で変わるため、地域全体を把握して責任を持つには難しさがありました。

誰かが動かなくては!と思っているが、実際に声をあげ動き出すには大きなエネルギーが必要です。そんな折り、私の住む地域では、そのことをずっと考えていた方が周りに声をかけ「防災会」を立ち上げました。すると、同じ思いの方々が次々と会員になって毎月「防災会議」を開いています。地域には金目川、鈴川が流れ、土地の高低差によって浸水時には水はどう流れるか、どこに避難することがベストか、地域の指定避難所に行けない場合の「いっとき避難所」をどこにすべきかなど、検証しています。先日は、「いざ災害が起こって全体の把握が困難な場合」を想定し、ドローンを使った地域の実態把握について検証しました。専門家に来ていただき、実際にドローンを飛ばしてみて、活用方法、技術面、法に則った使用法、注意点(プライバシー問題など)を洗い出してみました。

とても画期的な実証実験ですが、「まず知りたかった」のは、今回の24号台風で、地元の神社の屋根がどうなっているのかからでした。ドローンで調べた結果、神社の屋根は無事がわかり、皆ほっと・・。と、同時に北海道の地震でも活躍したドローンの災害時活用の意義を深めました。

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屋根の様子が画面に映し出され、皆「異常なし」に安堵。

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