いつも気になりながら通過していた東中原の発掘調査の現場。昨日は時間があったので、ちょっと覗いていたら、「どうぞ、中に入って見てください。」と声をかけていただき、神妙な思いで拝見してきました。
奈良・平安時代には、平塚市四之宮に相模国府(現在でいう県庁にあたる役所)があったと言われています。 当時でも、東中原から四之宮のお役所までは歩いていける距離です。そのため、今は西友(スーパー)が建っている場所も大規模な発掘調査が行なわれましたが、すぐそばに当たるこの場所も調査の結果、奈良・平安時代の生活跡ではないかとのこと。
奥底には木の枠に囲まれた井戸が見えます。時間を越えて奈良時代の木を目の当たりにして何とも言えない感動が・・。調査の方は、その当時でこれだけの井戸をつくっていたことから、暮らし向きからして位の高い人ではないが、役所に関係する仕事をしていた人たちではないかと話してくださいました。
昔からちょっと発掘調査の仕事をする方々に憧れていた自分にとって、説明を伺い当時の生活を想像しながら、やっぱりロマンのある仕事だなぁ・・とつくづく感じました。
ほのぼのタイム • 活動ファイル
東中原の発掘調査
2019年6月12日