平塚市が進める龍城ヶ丘プール跡地の開発は、ParkーPFI手法という新たな民間活力を導入して、周辺の海岸含め3万㎡を一体とした公園整備を進めるものです。海岸沿いの松林を切っても住民には影響がないという平塚市。松林を切って巨大な店舗や駐車場、広場などをつくる計画です。
「松林は防砂林ではない」「東日本大震災のような津波が来たら、こんな松林では防げない」だから切っても影響はない、なんて言われたくありません。近隣住民にとっては死活問題です。
しかも、これをPFI手法で進めるため、選定委員会のメンバーも会議録もすべてが闇の中、全体の計画が決まって初めて市民に公表されるしくみです。企業からの提案の中から秘密裏に市と選定委員会が決めてしまうやり方って、「市民(この中には事業者も含まれます)と議会と行政は対等な立場」、「まちづくりに関する情報を互いに提供し、共有することを原則とする」という「平塚市自治基本条例」に完全にアウトです。
最高法令の自治基本条例を、平塚市はいとも簡単に反故にしていいのでしょうか。
21日は、3時から4時半まで平塚駅南口で、見直しを求める署名行動を行ないました。
これには議員有志のほか、市民の方も一緒に取り組んでくださいました。