松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル • 議会の取り組み

平塚市の避難行動要支援者制度

2020年7月27日

私の地域の自主防災組織では、大雨や台風時期に備え、民生委員と自主防災委員とで「避難行動要支援者」を1軒1軒まわっています。

平塚市の「警戒レベル3」(避難準備・高齢者等避難開始)が発令されたとき「どんな支援をしてほしいか」「自分や家族ではどこまでできるか」などを聞きとり、いざという時に思うように動けない方々を、いかに安全な場所に避難していただくかを組織として把握し、支援できるようにしようというのが目的です。

市内には避難行動要支援者として登録されている人は3229人おられます。今平塚市では、この方々全員に改めて要支援者としての「届出書兼同意書」を送付し、提出していただくよう求めています。それは、これまでの「災害時要援護者登録制度」と趣旨は変わりませんが、「要支援者」であることを民生委員や自治会、自主防災組織だけでなく、平塚市消防本部や消防団、警察、包括支援センターや社協などとも情報共有して円滑な避難を支援するために「同意」を求めているためです。

今回回っていくと、要支援者宅では「こんなものが来たんだけど?」と、意味が分からないというお宅がありました。もし、この記事を読んでいただいている民生委員の方やヘルパーさんなど、支援する立場の皆さんは「出さないと要支援者から外れてしまいますよ」と知らせていただきたい。市も「書類が来ない」=「登録取りやめ」ではなく、再度確認するなど丁寧な対応を求めたいと思います。

写真は、昨年の19号台風の時の避難所状況

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