松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

金目川土手の強度に懸念

2013年4月9日

4月1日には、市役所本庁舎2階から南付属庁舎につないでいる電源ケーブルが約600mも切断され、一部持ち去られた可能性もあり、窃盗事件として大きく報道されたばかり。6日夜には、大雨で金目川の水位が上昇し、周辺地域の住民に避難勧告が出されました。新年度始まったばかりというのに、難続きです。

金目川は昨年の7月14日の大雨でも水位が上昇し、金目地域の右岸が損壊しました。↓はその時の記事です。

https://matsumoto-toshiko.jp/archives/1865

今回の雨でも、そこから少し上流の右岸が削り落とされた形で損壊してしまいました。最近の2回の大雨で、土手の上部まで水が上がり、2度とも右岸が崩れていることから、右岸の土質がもろくなってきているのではないかと懸念しています。

最近各地で起こっているゲリラ豪雨、そうした事態に金目川は耐えられるのか、非常に心配です。

これまでにも台風や豪雨で各地に被害をもたらしました。これは2004年の台風22号、23号の時のもの。

http://matsumoto-toshiko.jp/old/action/data1/041009-210009.html

今回6日の大雨で、平塚市内の被害状況は、建物被害 5件、  床上浸水 2件 、  床下浸水 3件、  道路等の被害 23件、  道路冠水20か所、   土砂崩れ2か所、金目川堤防が損壊(金目小学校対岸付近・金目川右岸)と発表されています。

避難者総数は最大時86人 避難所は8か所開設しましたが、 金目小学校42人、金目中学校25人、金目公民館13人、岡崎小学校6人が避難。

土屋小学校、豊田小学校、山下小学校、金田小学校も開設されましたが、避難者はなかったとのこと。

私は、6日夜9時半過ぎに、気象情報のナウキャストで、「今は結構大降りだけど、あと1時間ほどで黄色い(危険な)雲は去り、雨はやむ」という事を確認し、本当にその通り、10時半過ぎには静かになったので、安心していたのでした。翌7日の朝は早朝配達で4時15分に家を出て、配達が終わって金目川の様子を見に行ったのですが、5時半過ぎには水も少なく、損壊しているとは思ってもいなかった・・・。川べりの方々は、その夜半どんな思いで過ごしていたのかと思うと、本当に申し訳ない思いです。

その後も、岡崎など冠水した地域を見て回り、水につかった畑の作物を見ている農家の方から色々話を聞いて来ました。

集中豪雨対策が急務です。これまで市内で大雨による被害が出た時の降水量を調べると、1時間に50ミリ以上、1日に100ミリ以上の時であることが顕著に表れています。金目川を初め、各河川がこれから来る「雨の季節」に耐え得る対策を早急にとって行かなくてはなりません。

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