先日清川村でワラビを買いました。早速その日のうちに重曹で茹でてアクを抜き、生姜のすりおろしと味ぽんでいただきました。新鮮なワラビに感動しながらも、清川村の農家の方と話した言葉を思い出していました。「こんなワラビなんか作らなきゃよかった・・。」というのです。「何でですか?人気があるでしょう?道の駅にもいっぱい売っていましたよ。」と言ったすぐに気が付きました。
ワラビは根っこが大事なのです。だから一旦ワラビの畑にしたら、ワラビの収穫が終わっても次の野菜を植えられません。
他の野菜なら年に2~3回収穫できるのに、ワラビは春1回だけ。ワラビがその収益に見合う値で売れているか・・なのです。
農家の方の顔とワラビのほろ苦さが重なりました。