今週の議員団ニュース 1590号です。

いよいよ今月末には決算特別委員会が開催されます。まだまだ準備中ですが、入り口の部分を掲載いたします。

今回のニュースで、一般会計と普通会計の２つの決算額が出てきます。数字が若干違うため「どっちが正しいの？」ということになると思いますので、あらかじめ一言添えさせていただきます。

「一般会計」とは別に、それぞれの自治体で実施している事業の中で、歳入歳出を別にして、特定の事業や資金運用の状況を明確化することが必要な場合、「特別会計」を設けます。平塚市の場合、どこにもある「国民健康保険事業特別会計」「介護保険事業特別会計」、「後期高齢者医療事業特別会計」の他に競輪事業特別会計、水産物地方卸売市場事業特別会計があります。

それと同様、平塚市になくて他市にある「特別会計」もあるわけで、そのまま比較するには問題が生じるため、各会計間の重複部分（繰入金、繰出金）を控除し、純計決算額にして、他市と比較しやすいように調整したのが「普通会計」となります。

こうすることで、他市との各種財政分析がしやすくなり、国の地方財政白書や地方財政の分析・検討等にも広く利用されるものです。

団ニュースの1面、最初の数字は「一般会計決算額」、右の数値は「普通会計決算額」となりますので、ご了承ください。

その代わり、混乱しないよう必ず「普通会計」「一般会計」の断りを添えさせていただきます。