10月2日、神奈川15区野党共闘の「いちご(15区を意味する)市民の会」では「キックオフミーティング」と称し、前川喜平氏をお呼びしての講演会がありました。
丁度折しも総裁選が終わり、岸田新内閣となった情勢分析や、これまでの前川氏が文科省の事務次官だった時の内閣事情など、非常に興味深く話されました。
講演に引っ張りだこの前川氏ですから、衆議院選挙を前にした今、きっとこの聴衆は「これ」が聞きたい人が多いだろうという分析の元で話題を選択されているのでしょう。だから、納得と共感と怒りをもって聞かれたことは言うまでもありません。また機会があったら、ぜひ前川氏の講演を聞きに行きたい。やっぱり刺激を受ける人です。
神奈川15区は、河野太郎氏の地盤でもあります。しかし、新自由主義を突進してきた自民党政治によって、貧困の格差が広がり、「まず自助を」と政治の一番重要な役割を歪めて、強い者にさらに力を貸して強くし、弱いものは自然淘汰やむなしの政治が続けられてきました。そのため、強いものが優先され、心を壊し、将来に希望が持てない若者が増えている現状は深刻です。
人が大切にされる社会、人の命が大切にされる社会を取り戻そう。それには今の自民・公明政治ではだめ。市民連合と野党4党の「合意政策」を掲げた15区では、10月31日投票の衆議院選挙では、佐々木克己氏を押し上げ闘います。
この日は、その決起の場でもあり、各党から代表が集まり、共産党からは畑野君枝衆院議員が駆けつけてくださり、立憲民主、社民党、そして佐々木氏も決意表明をしました。