先日開催した市政報告でも、また今回全戸配布された「議会だより」の私の発言に対しても、数人からご意見を頂きました。
龍城ケ丘プール跡地に計画している公園整備についてです。
①市の住民の声を聴かない進め方について。
8つの地元自治会が「説明を!」と求めても、すべてが決まってからでないと説明できないという市の態度について。
②自治基本条例に反していると言っても「その通りやっている」と言い訳にならない「言い訳」
「樹林帯は10m残せば影響はない」は、専門家の知見から判断したとしながら、「これに対する専門家はいない」と自説を覆す答弁。
③市長に聞いても、まったく無視して答えない市長の態度に対し、地方議会でこんなことが許されるのか
等などです。
この整備計画は、もうすぐ実施協定締結期限が来ます。市は「住民の方々には説明してきた」と議会で答弁しています。周辺自治会からも、多くの市民からも反対の声が絶えなかったにもかかわらず、説明さえすれば実施できると市が思っているとしたら、それ自体が「自治基本条例」に反する行為です。私自身は、この問題で直接被害を被るわけではありません。しかしこんなやり方が行政の長として許されるのか、そこを言いたいのです。
市長は常に「議会で議決されたこと」といってスルーしようとしています。多数決は民主主義の基本的なルールです。しかし、特定の個人や一部の住民が不当に不利益を被ることに対しては、多数決で決めるべきではなく、議決の前に当事者たちと十分な話し合いが必要なのです。しかも、16億円の債務負担行為額が議決されたからと言って、樹林帯伐採の有無については議決していません。
住民の生活を脅かす樹林帯伐採を住民の理解もなしに進めることが、民主主義といえるのか!
もう一度、伐採の前に市長は立ち止まり、住民の声を聴くべきです。