25日の朝日新聞デジタルで、安倍首相は4月に閣議決定した「エネルギー基本計画」をつくる際に、国民にパブリックコメントを取った。その中で「脱原発」を求める意見が9割を超えていた可能性があると報じました。
(25日、山に沈む夕陽。)
パブリックコメントの結果を情報公開請求しなければ公開しないこと自体、許せないことです。国民の大半の声も、原発の恐ろしさも、戦争の恐ろしさも理解できない首相は即刻辞めてもらうしかありません。
http://www.asahi.com/articles/ASG5L0FYJG5KULFA00K.html
安倍内閣が4月に閣議決定したエネルギー基本計画をつくる際、国民に意見を募った「パブリックコメント」で、脱原発を求める意見が9割を超えていた可能性があることがわかった。朝日新聞が経済産業省に情報公開を求め、開示された分について原発への賛否を集計した。
経産省は、そうした意見をほとんど反映しないまま、基本計画で原発を「重要なベースロード電源」と位置づけた。
経産省が昨年12月6日に示した基本計画の原案に対し、対象の1カ月間にメールやファクスなどで約1万9千件の意見が集まった。経産省は2月に代表的な意見を発表したが、原発への賛否は集計しなかった。
朝日新聞はすべての意見の公開を求め、経産省は、個人情報保護のために名前を消す作業が終わった2109件分のメール(2301ページ)を開示した。受け付け順で開示したとしており、残りの開示の可否は9月までに決めるという。
(朝日新聞デジタルより)