23日は、地域でもイベントが行われました。
地域にある公園はカッパ公園といいます。以前、公園の横に小川が流れていて、そこに河童橋という橋があったことから、かっぱ公園と言われているようです。かつては地域のあちこちに大きな用水路がありましたが、20数年のうちに次々暗渠になっていきました。きっと今では「なんでカッパ?」という人も多いことと思います。
毎年、そこで行われるお祭りを「カッパ祭り」といいます。かき氷、焼きそばなどの出店も出て、自治会館の中では、地元の方々の芸術作品もご披露されています。
地域の方が子供や若いお母さんたちに、切り絵やきれいな押し花による可愛い作品の作り方を教えていました。
部屋には地域の方々の盆栽や絵、写真、ひょうたんなど様々な作品が並んでいました。
終戦まじかに新潟に疎開して数か月過ごしたという方が描いた一軒の家の絵。今年、思い立って当時疎開したところに行ってきたと言います。そうしたら、10人くらいの生徒が泊めてもらった家が(住めない状態だったけれど)今もまだあったと・・。その絵はとても印象深いものでした。
今年は地元の方々で「寺田縄情報局」という地域のホームページを立ち上げたとのこと。これから益々地域が大切にされ、地元の文化が継承されることを楽しみにしています。
このように、地域の方々の作品を展示し、昔からずっと大切に受け継がれてきた手作りの良さを次世代に継承する、そして、新たな情報発信にも力を入れる。これをやるには大変な労力を要しますが、それを惜しむことなく、こんな素晴らしい企画を毎年行なってくださる地域の方々の熱意が本当に嬉しいです。地域の文化がもっともっと開化することを願っています。