今回の名護市辺野古の新基地建設で、沖縄の自然とりわけサンゴ礁の損傷が問題となっており、その調査をするために国の作業を停止するよう求めた沖縄県知事の指示に対し、今度、農林水産相がそれを「裁決があるまで停止」とする決定書を出したというニュースに、空恐ろしさを感じました。
何のための地方自治か!しかも、県知事が行政不服審査法に基づいて出した指示は、強大な国の権力から国民の権利を救済するためにある法律であり、それすら国が認めないとなっては、もう民主主義も何もありません!
再三にわたって県知事が国に申し入れに行っても会いもせず拒否し続け、今度は地方が国に対し行使できる法による手続きさえも逆用して権力を行使するなど、到底許されないことです。
とうとう日本の政治がそこまで腐敗したのかと思うと、今進められている「戦争立法」の先が鮮明になってきました。
安倍政権は、もう正常な政治家の政権ではないと思います。
(4月1日付け 私のFBより)