昨日(26日)は市民活動センターで「住民の底力:地域コミュニティのつくり方」と題して、釜石で復興支援の活動をしている市内在住の二宮雄岳(ゆたか)さんがご講演されました。市民の自発的な地域支援が求められている中、心構え、手法など参考になることいっぱいでした。講義のあとのパネルディスカッションは、具体的な疑問や考え方について意見が交わされ、さらに深められました。
地域にはたくさんの課題が潜んでいます。「潜んでいる」原因は、本人がほとほと困って市役所に行っても、「そういう支援はやっていません」とか「そういう制度はありません」と言われ、途方に暮れたまま自分で努力しているためです。「こんなことで困っている人いませんか?」と聞けば、何人もが名乗りを上げるはずです。しかし、ポツン、ポツンと声が上がっても、そのままにされ解決しないまま。
子育ても、介護も、一人に大きな負担がのしかかる現状を変えるため、もっと学びたいと思います。