先日も平塚市の「奨学金」について記載したばかり。この間、教育委員会にも「今年は特に多くの奨学金希望者が出ると思われる。ぜひ、年度末の余った予算を流用してでも奨学金支給の枠を増やし、緊急支援策を講じてほしい」と要請してきました。
しかし、対応は遅々として進みません。2月10日に締切った今年の奨学金申請者は何人か、改めて尋ねたところ、最終集計は終わっていないがすでに100人を超えているとの回答でした。
今まで90人になったことはあっても3ケタになったのは初めてのこと。行政が「検討する」といっている最中にも、子供たちは進学による出費に心を痛めていることを思うと本当に辛い。
厚木市の「奨学金制度」は、人数に枠を決めていません。条件に合った生徒は誰でも受けることができます。そのため、社会状況を勘案してH21年度予算は今年度よりさらに1000万円近く増額して、4999万円にしたといいます。
しかし、平塚市は新年度予算も「1500万円余」。平成16年度からまったく変わっていません。将来ある子供たちが安心して進学できることになって「よかった!」と喜ぶ顔を、市民誰もが見たいではないですか。こんな時だからこそ行政は頑張らないと!
市役所の受付にて