平塚市で働く期間工や派遣社員の状況は、他市に比べ「良い方」との見方がありました。それは、平塚市内で働く非正規労働者は「家から通う」ことを条件にしている会社が多かったこともあるようです。
しかし、若者が「住むところがない」という状況は避けられても、独立出来ないという現実もあります。人は社会の中で成長し、子供は安心できる環境で育ち学ぶ。そうした社会構成に大きな影響を与えている企業が、労働者に対し、当たり前のルールや保障を無視して、私利私欲に暴走しているために崩れていく社会、家庭・・。
- 夫が大手下請け会社を急に辞めさせられ、子供の進学と重なって苦しむ家庭。
- 夫の事業倒産により離婚。家族離散。
- 家のローンが払えなくなり、家を売ってもローンの残金の方が多く借金に苦しむ家庭。
- 一方的に解雇を告げられ、職を探すが見つからない若者。
相談が後を絶ちません。企業が社会的責任を放棄し暴利を得る一方で、社会の至るところが壊れていっている。これが新自由主義の姿なんだと、悔しさがこみあげてきます。