今日も昨日に続き、高齢者の方の対応で出かけてきました。この方は自宅で介護を受けているが、介護費用が生活を圧迫し、今後の生活に不安を持っておられます。家を担保に生活を維持するしかなく、その手続きをしたいというのがこの方の希望。
しかし、その希望を叶えるには様々な難関を突破しなくてはなりません。社会福祉協議会が行っているリバースモーゲージにも色んな制約があって、非常に使いづらいことを実感。しかも、財産を動かす契約ですから、本人が出かけていくしかないのです。重度の要介護者にとって、介護タクシーで遠方まで出向くということがどんなに厳しいことかを、今日はしかと思い知らされました。
ここまでしないと家族の居ない高齢者が生きられない社会・・、どこに問題があるのか、しっかり考えたいと思います。