緊急事態法とはどんなに恐ろしい内容か、ドイツのヒットラーが進めた戦争は国民も納得して進んだのかと思ったら、この「緊急事態条項」があったので、これ一発でどんどん進んでいったのだということがわかった・・と。東京大学教授石田勇治氏の著書「ヒットラーとナチス・ドイツ」という本ではっきり。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/313466
石田教授は「ナチスは絶対悪なんです。俗説では(ナチスがやった政策でいいことも)多少はあったかもわかりません。それを信じている人もいるかもしれませんが、世界標準で考えたらナチスを肯定する発言は、それ自体でその人は信用されない。これが先進国での常識です。」と語ります。
だから、「ナチスの手口を学べ」などという政治家の話が許容される日本の政治・文化が問題だと思います。」と。
安倍政府は、今度の参議員選挙後には憲法改定の検討に入るといい、安倍首相は「まず緊急事態法」だと言っています。国民が法律の内容を知らないことを幸いに「とんでもないことが進められている」という感覚さえ持たないまま、アベ政治の思うままに進められていくことに気づかなくてはいけないと思います。
ヒットラーの言:「人々が思考しないことは、政府にとっては幸いだ。」