豊田打間木では道路が冠水
土嚢は積まれましたが、ひざまでの長靴がなければ歩けません。台風22号は、今日午後から夜にかけて上陸する恐れがあるといわれています。昨日から降り始めた雨で、被害にあっているところはないかと道路を見てまわりました。
朝6時近く、豊田打間木に入ると赤いランプを点滅させた車がいました。行ってみると警察の車。すぐ前の家は玄関近くまで水が来ていて、家の方が心配そうに立っています。
土木事務所の方が来るのを待っているというのです。ここは去年も直してもらったというのですが、道路が周りより低くなっている上に側溝も泥などがたまっている様子。
根坂間では道路が小川に
小川のように坂を流れる雨水。根坂間に入り清水学園付属幼稚園の前を新幹線に沿って行くと、坂道になりそこは小川のように上から雨が流れてきます。
こちらは日向岡1丁目から下りてきた根坂間、草の葉や栗のイガなどが落ちて側溝の穴に引っかかり流れが悪く道路を雨水が流れていました。
岡崎、王御住地域では
岡崎のそうてつローゼンの裏側(王御住地域)でも道半分が水溜りとなっていました。
岡崎 西海地地域では
用水路も道路も一緒になってしまっています。ここは岡崎 西海地橋が先方に見えます。道路の脇の農業用水もあふれていて、ここに来た車もこの道を避けて違う道へと引き返して行きました。
西海地橋から見た道路です。先に進むと上の写真のところになります。犬の散歩をしていた若い女性の方も「この先はひどいですよ。」と訴えていました。(右手は市民農園)
岡崎中耕地では野菜が浸水
舟橋を渡り、農耕地へ。するといたるところの畑は満々の水。頭が見えるのはほうれん草です。
農家の方は朝早くから様子を見に来ています。「あふれた水に手のつけようがない。もともと田んぼのところを減反で畑にしたから、まわり中農業用水だから、いやおうなしに水が入ってくるんだ・・」と。
「どうしようもないさ。みんな天気のせいだから。」と寂しく笑いました。
もう一人の方は「こうなると ほうれん草が一番困るなぁ。今度晴れたらクネッとなって赤くなってしまう。またしばらく野菜が値上がりするだろうな・・・。でも、米はもう農協に入れたから、米のほうはもう安心だ。金も振り込まれたからな!」と笑顔になりました。
「今日は岡崎の祭りなのに、この雨で明日に延びた。明日は晴れるって言うからな。岡崎の祭りは降った事がなかったんだ。今年は悪い年だ。」とまた畑の方を見回していました。
心配で家にいられない農家の方々は、自分の畑の前でじっと見守っています。