「初めての子育てにも自信がつきます」
子育て支援センターは、昨年から子育てアドバイザーを置いて子育ての悩みや気分転換など様々な育児についての相談を受けています。予算も昨年に比べアップ!そこで今どんな状況か伺ってみました。
施設の責任者であるアドバイザー尹さんにお話しを伺いました。尹さんはこの仕事に就くにあたり、市のほうから「子育てに興味がありますか」とまず訪ねられたといいます。
様々な人生経験をこの子育て支援に生かせたらという思いがあったと話してくださいました。
複雑な社会の中で生活しながらの子育て。今育児に悩んでいる人の数は大変増え続けています。「家で子供と二人きり、何でこんなに泣くの?」精神的に参ってしまう母親も多いといわれています。
「ちょっと成長が心配。でもまだ様子を見てみたい。」悩みながらも話せる人がいない。そんな人たちの背中をポン!!と押してくれる、それがこの「子育て支援センター」だと感じました。
成長が心配な方には、専門的なアドバイスが受けられるところを紹介したり、子供が小さいけど働きたいなど色んな悩みや思いの人への支援が行われています。
まだ開設して1年半ですが、着実に利用者が増えてきているとのことです。
「ここは私の実家です」と同窓会も開かれています
「悩んでここに来たけど、元気になりました。」「はじめ友達がいなくて不安だったけど友達もできて子育てに自信がつきました。」「子供が幼稚園に行くことになりここには来れなくなったけど、私にとってここは実家です」そういう方も出てきています。
そういう人達がここで「同窓会」をやることもあるそうです。親元を離れ子育てに悩むことが多い今、「子育て支援センター」の役割の重要性と、専門性が課せられています。