平塚市には市立の幼稚園は5園あります。その中の1園、土屋幼稚園を訪ねてきました。園長先生は、この春赴任された原 葉子園長先生です。
職員は7名、そして肢体不自由の子供さんを介助するパートの方が2名ということです。園児は帰ったあとでしたが、お部屋の様子を見せていただきました。
お部屋のあちこちに子供たちの遊び道具がいっぱいです。見ただけでも子供たちが興味を抱いて触りたくなるものばかり。
子供たちは忍者ごっこが大好き
でも、今一番人気の遊びは何かと尋ねると、「忍者ごっこ」だというのです。これをつけるとすっかり忍者になり切っちゃうというものを先生につけてみてもらいました。
手裏剣も大小さまざまなものを作って、投げて遊んでいるのだそうです。
「ごっこ」の種類も豊富です
想像力たくましい子供たちは、洋服を変えるだけですっかりその人になった気分。だから色んな洋服がそろっています。
チャイナ服やセーラーカラーの可愛い洋服もありました。買ったものばかりではなく、お母さんの手作りもあるそうです。
自然がいっぱいの地の利を生かして
土屋地区は周りに山や畑が沢山あり、大きな自然に恵まれた地域です。だから子供たちの工作にも材料に事欠きません。どんぐり・松ぼっくり・数珠だま・イチョウの葉っぱなどで、色んなものを作っていました。
数珠だまで顔を描いたり、どんぐりを人形の飾りにしたりと豊富なアイデアには感心させられました。
今年の夏は特に暑く、園児にとっても厳しい夏でした。でも扇風機を各お部屋に設置してもらったおかげで大変助かったと喜んでいました。
今はもうすっかり用が済み、カバーがかけられています。
子供たちの健やかな成長はみんなの願い。是非これからも地域に根ざした幼児育成拠点として頑張っていただきたいと感じて帰ってきました。