松本とし子

まつもと 敏こ
日本共産党平塚市議会議員
活動ファイル

国民健康保険医療費窓口負担の減免・猶予実現!

2005年4月4日

平塚市の国保加入世帯数は、全世帯の約半数にもなっています。

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平塚市の市民税を住民1人当たりで見ると、政令市を除く県内17市の中では12番目という所得の低い状況にある上に、国保加入世帯の約3割近くが滞納世帯であるという状況からも、払いたくても払えないという市民の厳しい現状が伺えます。

 平塚市では、国保加入者のほぼ半数以上が200万円以下の所得となっています。さらに企業によるリストラや倒産などで、生活保護を受ける方も増えてきています。

そんな中で、生活が厳しくて医療費が払えない方のために、平塚市としても、国民健康保険法で定めている医療費の減額・免除・支払の猶予をすべきではないかと共産党議員団は市に対し、要望してきました。

市は、要綱を作り申請があれば受けると回答し、4月1日から実施することになりました。平塚市のホームページでは以下のように掲載されています。

医療機関の窓口で支払う“一部負担金”の減免等の制度について

 国民健康保険には医療機関の窓口で支払う一部負担金の支払を猶予、減額、免除する制度があります。次の(1)~(4)のいずれかに該当し、一部負担金の支払いがどうしても困難な場合は、相談してください。

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(1) 地震、風水害、火災、その他これらに類する災害により死亡し、心身障害者となり、又は資産に重大な損害を受けたとき
(2) 干ばつ、冷害、凍霜害等による農作物の不作、不漁、その他これらに類する理由により収入が減少したとき
(3)  事業又は業務の休廃止、失業等により収入が著しく減少したとき
(4) (1)から(3)に類する事由があったとき

 減免等の期間は、徴収猶予が6か月以内、減額・免除が3か月以内です。

「払えない方々はホームページなど見ていられない」

市の担当のかたにそう言いましたら、「病院の窓口にも紙に書いて張っています。」とのことでした。生活が厳しくて病気を我慢している方も居られます。

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入院することになってもお金のことばかり心配している方も居られます。どうぞ、そういう方々にこの制度を知らせてあげてください。

せっかくできた制度です。市民誰もが自分の健康を守るため意義ある制度にしていこうではありませんか。


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